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コンクリート埋め込みタイプ

リリース時間：

2022-11-10

ソース：

太陽光発電にとって、雪は雨より、もっと嫌なものです。雨が降りましたら、そのまま流れ落ちて、傾斜地じゃない地域なら、ほぼ問題ないです。雪の場合、積雪による、太陽光発電架台が不具合を発生する可能性があります。

　太陽光発電での積雪に与えられる影響について、簡単に言うと、2点があります。

①積雪による発電能力の低下

②積雪によるパネルと架台への損傷

①の発電能力の低下とは、長い時間雪が降り続き、雪がパネルの上に積もってしまう場合、パネルの発電能力がかなり低下になることです。これは適当のタイミングで、除雪すれば、問題ないです。

ですが、短い期間に、豪雪を降る場合、急に厚い雪が積もれば、雪の重みでパネルが落ちたり、架台が曲がったり、地面に近づくように沈み込むなどのトラブルが発生可能です。（資料図）

だから、ある程度しっかりとした、架台と施工がとても重要となります。多雪地域の積雪量を確認した上、最適な角度を設置します。そのほか、架台の部材断面の強度と構造も重要です。

　例えば、下記の設計図：（スクリュー杭基礎）

構造：前後もブレース部材、前柱の前も斜材を設置、軒先強度を強める、スパンをできる限り小さくする

断面：主軸も横レールも立柱も、より大きい断面で設計、特に南方向の横レールが軒先のため、他の横レールより、もっと強い断面で設計必要

上記JIS【地上設置型太陽光発電システムの設計ガイドライン2019 年版　技術資料】の資料から見ると、積雪被害においては、アレイ面からの滑落雪を考慮し、軒先が積雪で埋没しない十分な軒先を確保することが必須となる。原因は、いずれの勾配においても、軒下積雪が飽和状態になると、アレイ面の積雪と繋がって、軒下とで生じる積雪沈降力が軒先に作用する。そして、軒下積雪が飽和状態でなくても、沈降荷重が軒先に作用することとなる。